[26日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州環境機関(EEA)が26日に公表した暫定データで、域内で2019年に登録された新車の二酸化炭素排出量が3年連続で増加したことが分かった。

EEAによると、EU加盟27カ国および英国、アイスランド、ノルウェーで登録された新車の二酸化炭素排出量は平均で1キロメートル当たり122.4グラムと、18年に比べて1.6グラム増加した。

これは昨年のEU目標である1キロメートル当たり130グラムを下回っているものの、より厳しい20年目標の95グラムを大幅に上回っている。自動車メーカーが20年の目標を達成し、罰金を回避するためには、19年水準から22%削減することが求められる。

欧州委員会は「自動車メーカーは車両の燃費を改善し、排出ガスがゼロまたは低水準の車種導入を加速させる必要がある」と警告した。

欧州では燃料消費が大きいスポーツ多目的車(SUV)が市場シェアを拡大しているため、排出量が増加している。19年の欧州新車販売台数のうちSUVは38%を占めた。一方、電気自動車およびハイブリッド車の割合は3.5%だった。