[ジャカルタ 28日 ロイター] - インドネシアのジョコ大統領が今月の閣議で、新型コロナウイルス感染拡大への対応を巡り、閣僚の入れ替えや政府機関の解体も辞さない構えを示していたことが分かった。今月18日の閣議の動画を大統領府が28日に公表した。

動画の中でジョコ大統領は「多くの政権関係者が平時のように業務に当たっており、私はいら立ちを感じている。感情はないのか。これは危機だぞ」と述べた。

その上で「2億6700万人の国民のために、私は異例の措置を講じる用意がある。政府機関解体かもしれないし、(内閣)改造かもしれない。あらゆる可能性がある」と警告した。必要に応じて追加の緊急制限措置を発表する可能性があるとも述べた。

インドネシアは今月、新型コロナ感染防止のための移動制限を緩和し、一部ビジネスの営業再開を認めたが、新規感染者数は増加している。

27日の新規感染者は過去最多の1385人を記録し、28日も1198人と高水準だった。累計の感染者数は5万4010人、死者は中国を除く東アジアで最も多い2754人となっている。