[メルボルン 30日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落。日本の5月鉱工業生産データが弱い内容となったことが背景。同データは通常、市場の材料になることはないが、燃料需要を巡る懸念が広がる中、市場を圧迫している。

米WTI原油先物<CLc1>は一時上昇する場面もあったが、0038GMT(日本時間午前9時38分)時点では、0.38ドル(1%)安の1バレル=39.32ドル。 前日は3%上昇していた。

北海ブレント先物9月限<LCOc2>は0.32ドル(0.8%)安の1バレル=41.53ドル。前日は0.92ドル高だった。30日に期日を迎える8月限の取引はなかった。8月限は前日0.69ドル上昇していた。

CMCマーケッツのストラテジスト、マイケル・マッカーシー氏はリサーチノートで、日本の鉱工業生産データを受けて前日の上昇分が失われる可能性があるとの見方を示した。

経済産業省が30日発表した5月鉱工業生産指数速報は前月比8.4%低下となった。ロイターの事前予測調査では同5.6%低下と予想されており、これを下回った。