[北京 1日 ロイター] - 中国政府は排出ガスの基準を満たしていない廃棄物発電(WTE)施設に対する補助金を削減するか停止する方針だ。大気汚染対策の一環。財政、生態環境の両省が30日遅くに発表した。

7月1日から実施する。WTEプラントの環境水準を向上し、悪臭やダイオキシンなどの有害ガス排出を巡る市民の懸念を和らげる狙いがある。

生態環境省は昨年、ごみ焼却施設に排出ガスや温度に関するリアルタイムのデータ公表を義務付ける新たな規制を導入。

30日の声明によると、政府はWTEプラントに関し、排出データの開示義務違反や改ざん、あるいは排出基準違反が判明した場合、補助金を削減するか、場合によっては停止する。

中国政府は2020年までに1日当たり59万1400トンのごみ焼却能力を国内に確保する計画を打ち出している。19年末時点で国内のWTE施設の発電量は12.02ギガワットに上り、1日当たりのごみ焼却量は49万トンとなった。