[ロンドン 6日 ロイター] - 資源大手グレンコア<GLEN.L>は6日、コロナ禍で景気の先行きが不透明として年内の配当見送りを発表した。

同時に発表した上期(1−6月)決算では、純債務が197億ドルとなり、前年末の176億ドルから増加した。原油価格下落が主因で、このため32億ドルの費用を計上した。

アイバン・グラゼンバーグ最高経営責任者(CEO)は、債務を目標水準に削減するために配当を見送るとした。その上でキャッシュフローの状況からみて、年末までに債務を160億ドルの目標以下に引き下げられるだろう、との見通しを示した。

上期の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は前年比13%減の48億ドル。Vumaが集計したアナリスト14人の予想43億ドルを上回った。

石油市場の値動きが振れたことでトレーディング部門は過去最高の利益を計上。調整後の利払い・税引き前利益(EBIT)は20億ドルとなり、通期では予想22億ー32億ドルの上限付近になるとの見通しを示した。

上期の純損益は26億ドルの赤字。前年同期は2億2600万ドルの黒字だった。