[ワシントン 6日 ロイター] - 米国防総省は6日、エスパー国防長官が中国の魏鳳和国防相と電話会談し、南シナ海や台湾を「不安定化させている」中国政府の活動に懸念を表明したと発表した。

国防総省のホフマン報道官は記者団に対し、「エスパー長官は中国が国際的な法律、規則、規範を順守し、国際公約を果たすことの重要性を伝えた」と指摘。建設的で安定した関係の重要性も改めて示したという。

中国国営の新華社は「魏氏は米国に対し、誤った言動をやめ、海上のリスク管理を改善し、状況を悪化させ得る危険な行動を避け、地域の平和と安定を守るよう要請した」と報じた。

米中国防相の電話会談は3月以来とみられる。

米中関係は今年に入り、中国の新型コロナウイルスへの対応や中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の問題、南シナ海における中国の領有権主張、中国政府の香港への統制強化などを巡り急速に悪化している。

国防総省は別の声明で両国が「危機コミュニケーションやリスク削減のために必要なシステムの開発」で合意したと発表した。

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