[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)の行政機関である欧州委員会は2日、新型コロナウイルスワクチンの迅速承認を検討すると表明した。承認の遅延がワクチンの普及に支障をきたしているとの批判を受け、これまで抗がん剤などを対象に国レベルでの例外的な運用に限られていた承認手続きの活用を目指す。

欧州委の報道官は新型コロナに関する会合後の会見で「ワクチンの迅速承認に向けた方策を加盟国とともに検討する用意がある」と発言。加盟国が責任を共有しながらEUレベルでワクチンの緊急承認を行うことも選択肢の一つで、加盟国の支持が得られれば直ちに取り組みを開始できると述べた。

一方、ロイターに対しては、合意が得られたとして、EUレベルの緊急承認手続きに国レベルと同様の条件が含まれるかどうかは不透明だと指摘した。