北海道労働局(上田国士局長)は1月8日、北海道と北海道警察とともに、冬季の交通労働災害防止を労働災害防止団体など143団体に要請した。昨年12月には凍結路面でのスリップや視界不良を原因とする交通労働災害で6人が死亡。前年同月の0人に比べて急増しており、冬季特有災害への警鐘を鳴らしている。

 要請に添付したリーフレットでは、自動車を運転する際には早めの出発を心がけ、余裕を持った安全運転に努めることや、圧雪やアイスバーンによる悪路、吹雪・濃霧などで視界が悪くなる悪天候時には速度を抑えて十分な車間距離をとるなど運転時の注意点を説明した。職場の取組みとして、すべての座席でのシートベルト着用、運転者の疲労に配慮した走行計画の策定、スリップの危険場所情報に基づいた交通ヒヤリマップの作成、冬道の安全運転ポイントを重点とした教について協力を求めた。

 昨年12月には、タンクローリーを運転して国道を走行中に凍結路面でスリップして対向車に衝突した事故、社有車で圧雪アイスバーン状態の国道を走行中に対向車線を越えて道路の外へ転落した事故などが起こっている。