栃木・真岡労働基準監督署は今年の重点対策として、はさまれ・巻き込まれ災害をターゲットにした災害撲滅キャンペーンを開始した。管内では昨年、はさまれ・巻き込まれによる死亡災害が立て続けに発生。さらに年間のはさまれ・巻き込まれによる休業災害が33件となり、前年の1.5倍に急増したことを受けたもの。真岡労基署によると、昨年ははさまれ・巻き込まれ災害が転倒災害(昨年は31件)、墜落・転落(同26件)を抜いてトップに躍り出ており、近年では例のない状況として事態を重く見ている。製造業の14件を始め、建設業、道路貨物・運送業など業種横断的に発生している点が特徴という。

 真岡労基署では今年、関係機関にチラシを配布してはさまれ・巻き込まれ災害への注意を喚起。対策として、「カバー・覆い等の設置」「作業手順の順守(調整等の作業時は機械の停止を徹底させる)」を挙げている。新年度には、事業場への集団指導も検討しているという。