厚生労働省は、職場における熱中症予防対策を推進するため、労働災害防止団体などと連携し、5〜9月まで「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を展開する。今年は、作業場所のWBGT値(暑さ指数)を実測して作業に反映させることや、熱がこもりにくい服装に関しても注意するよう呼びかける考えだ。加えて、熱中症予防のためのセミナーを大幅拡充するという。

 2019年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)」によると、死亡を含む休業4日以上の死傷者数は790人、そのうち死亡者数は26人となっている。死傷者数を業種別にみると、製造業が最多の172人で、過去10年で初めて建設業(147人)を上回った。死亡災害については、建設業が10人、製造業と警備業が4人などとなっており、防護服や着ぐるみなど、通気性の悪い衣服を着用していた事例が含まれているとした。