東京・八王子労働基準監督署は、管内飲食店で休業4日以上の労働災害が増加したことを受け、労災防止リーフレットを作成した。新型コロナウイルス感染防止のため集団指導が困難である点から、保健所の窓口で配布を行っている。

 同労基署管内では昨年、飲食店での休業4日以上の労働災害が52件発生し、前年比5割増となった。過去5年間の自己型別では、切れ・こすれが43件で23%となっている。高温・低温の物との接触も同数の43件、転倒は40件となった。

 リーフレットでは、切れ・こすれ災害の防止対策として食器洗浄の際のゴム手袋使用などを求めている。高温・低温の物との接触防止としては、長靴や長いエプロンなどの使用や、油交換時に高温の油に触れるリスクを念頭においた作業を挙げた。