ローリング・ストーンズは5月初旬にアメリカに戻り、「ノー・フィルター・ツアー」の一環である北米ツアーを敢行する予定だったが、コロナウイルスの感染拡大によりスケジュールの変更を決断した。

バンドは声明文で「俺達はツアーの延期を余儀なくされたことに物凄くがっかりしている」と述べ、「俺達と同じくらい楽しみに待ってくれていた総てのファンに申し訳ない。でも皆の健康と安全が優先だ。皆で一緒に乗り越えよう――そしてまたすぐに会おう」としている。

プロモーターのAEGプレゼンツとコンサーツ・ウェストはチケット購入者に落ち着いて代替の日程発表を待つように勧めた。

2月のツアー日程発表時に、ミック・ジャガーは声明文の中でツアーを心待ちにしていると発言していた。キース・リチャーズも、バンドは昨年のツアー活動で最高の時を過ごしたと賛同。

今年のストーンズのツアーは最もコロナウイルスの流行に影響されている興行のひとつである。先週、競合プロモーターであるLive NationとAEGは伝染病への対応の最適解として、3月の終わりまでのツアーを停止する方向で結託した。一方で、多くの市区町村は集会を制限している。トランプ政権が10人以上では集まらないことを推奨したり、サンフランシスコ周辺のいくつかの州が自宅待機を命じていることも記憶に新しい。

デス・キャブ・フォー・キューティーのベン・ギバードをはじめとするインディー・ミュージシャンらはライブストリーミングでのパフォーマンスを配信している。米ローリングストーン誌では増え続ける延期済み公演のリストを更新中だ。