香港で沖縄県産食材活用を 現地シェフ来沖、魅力触れる

香港で沖縄県産食材活用を 現地シェフ来沖、魅力触れる



 香港でレストランやバーなど約30店を運営する「カフェ・デコ・グループ」の料理長やバイヤーら5人が8日、沖縄ハム総合食品や比嘉酒造の招きで沖縄を訪れた。11日までの滞在期間中、農産物加工場やマグロの養殖場、泡盛酒造所などを回って沖縄産食材の魅力に触れる。9日には商談会も開く予定で、日本産の人気が高い香港で県産食材の香港での活用を検討する。

 カフェ・デコ・グループではこれまでもオキハムが作っているタコスミートを香港に輸入しており、一部店舗で商品化されている。県産品のさらなる輸出拡大を目指し、招待された。今後の商談で取引がまとまったものは、9月にも新商品として提供される予定だ。

 初日の8日は、糸満市の海鮮料理店を訪れ、沖縄の魚の魅力を堪能した。新鮮な魚を盛った海鮮丼やイカスミ汁などが関心を集めていた。カフェ・デコ・グループバイヤーのトーマス・マクさんはミーバイのバター焼きに関心を持った。「香港では魚をニンニクやバターで味付けするのは珍しい。ミーバイとの相性もいい。香港は料理があふれており、目新しいものが求められている」と語り、興味深げに味わっていた。

 料理長の一人のヨン・ハニンガーさんは「海ブドウや島野菜に興味がある。ゴーヤーは香港でも知られているが、それ以外の島野菜も開拓したい」と話した。ゼロ・ユーさんは「豚肉はどこにでもあるが、沖縄で育った食材として魅力を感じる」と笑顔で語った。

 オキハムの伊波勝課長は「香港でも勢いのある会社で、沖縄の食材も熱意をもって見てくれている。沖縄の農林水産物を現場で多く見てもらい、商品提案につなげたい」と話した。訪問団には香港メディア2社も同行し、沖縄の食材の魅力などを後日発信する。

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