クモとハゼ、新種相次ぐ 南大東と琉球列島

クモとハゼ、新種相次ぐ 南大東と琉球列島



 沖縄県内でクモとハゼの新種が相次いで発見された。沖縄は豊かな生物多様性を育む地として世界的にも知られているが、まだまだ未発見・未研究の種が存在することをあらためて裏付けた形だ。

 元琉球大教授で理学博士の下謝名松栄さんと国立科学博物館動物研究部の小野展嗣主幹研究員は、県内での報告事例がないコタナグモ属の新種で南大東島固有種の「ダイトウコタナグモ」を発見した。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の前田健研究員らの研究チームは、これまで別の種だと考えられていた、琉球列島にすむ希少なハゼが、実は新種の「エソハゼ」だったことを突き止めた。

 長年、県内のクモの研究を続けてきた下謝名さんは「沖縄の生物研究にやり尽くすということはない」と断言する。ただ、これ以上の開発や環境破壊が進めば、固有の生態系が崩れ、希少種の消失につながりかねないと警鐘を鳴らす。「目の前にある自然は当たり前ではなく、与えられた財産だ。未来へつなぐために、大切にしてほしい」と訴えた。(当銘千絵)

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