昨年10月に火災で焼失した首里城の再建に向け、焼けた建物の屋根から取り除いた赤瓦を再活用しようと、ボランティアによって漆喰(しっくい)を?がす作業が23日、首里城内で始まった。31日までに県内外から約900人が参加する予定で、県や沖縄総合事務局などは、強度があり活用できる瓦は再建する際の建物に使用する考え。

 23日は約100人が参加し、北殿、南殿などの屋根にあった瓦のうち、破損や欠損がない瓦の漆喰を?がした。参加者らは1枚1枚に思いを込め、赤瓦に付着した漆喰を金属製の特殊なへらで削り取っていた。看護師の前田法子さん(49)=宜野湾市=は「少しでも首里城復興に役立ちたい。貴重な体験だ」と語った。