パラやり投げ日本記録の眞野選手が西与賀小で授業


体験用の義足をはいた児童と、眞野雄輝選手=佐賀市の西与賀小学校

 義足によるやり投げの日本記録保持者(F63クラス)の眞野雄輝選手(46)=東京都=が23日、佐賀市の西与賀小学校を訪れて「スポーツ義足体験授業」を開いた。27歳の時に事故で左足を失い、「もう無理だ、と何をやっても面白くなかった。10年間はスポーツから離れていた」と振り返った上で、再び走り始めるようになった心境を「あきらめなければ続けていける」と語った。

 眞野さんは鉄工関係の企業に勤めており、鉄板の落下事故で太ももから下を切断した。2010年から板バネをつけた義足を着用し、世界パラ陸上競技選手権大会、アジアパラ競技大会などに出場。現在は2020年の東京パラリンピックを目指している。

 体験授業は6年生38人が参加した。眞野さんが走る姿を見せた上で、子どもたちも順番に体験用の義足をはいてマットの上を歩き、軽くジャンプして板バネがしなる感触を確かめた。

 座学では、義足には日常生活用とスポーツ用、モーターで補助するロボット義足の3種類があることや、パラリンピック競技は障害の部分や程度によって、細かくクラス分けされている点などが紹介された。

 眞野さんは両手がふさがった状態で階段を降りる難しさなどを説明。義足を初めて体験した椎木優衣さん(11)は「義足をつけて歩くのはとても難しかった。もしも階段で困っている人を見かけたら声をかけたいと思う」と話していた。

 体験授業は「東京2020公認教育プログラム」の一環で、LIXILが主催。県内では初めて開いた。

 


関連ニュースをもっと見る

スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

関連記事

佐賀新聞の他の記事もみる

九州/沖縄の主要なニュース

佐賀 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

地域 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

地域選択

記事検索