先日、関東に住む学生時代の友人が1泊2日の旅程で唐津にやって来た。旧交を温めると同時に、唐津をPRする絶好の機会である。昨春の赴任以来これまで見聞きしたことを伝えようとひそかに意気込み、友人を迎えた。

 まずは唐津湾の風景を楽しみながら温泉で旅の疲れを取ってもらい、夜は唐津Qサバを紹介した。ここでしか味わえない新鮮な刺し身の味を気に入り、友人の杯も大いに進んでいた。

 唐津くんちは外せないと翌日は曳ひき山やま展示場に向かった。折よく「新春囃はや子し初め式」が行われていた。壮麗な曳や山まに囲まれながら、囃子保存会の奏でる音色が当日の熱気の一端を伝えてくれた。くんちのことをほとんど知らなかった友人も、ぜひ本番を見てみたいとの思いに駆られたようだ。

 その後は市内の棚田や風情ある港町を見て回った。まだまだ案内したい場所はあったが、あっという間に時間は過ぎた。「次回はご家族でいらして」と声を掛けると、友人も大きくうなずき唐津を後にした。私もあらためて唐津の魅力を堪能した。次回はどこに案内しようか。(唐津支社・成富禎倫)