44年ぶりに塗り替えられた楼門が夕闇に映える=佐賀市与賀町の與賀神社

 夕闇が深くなる午後6時すぎ、福笹を持った参拝客らが、列をなして石橋を渡り、赤い門をくぐっていく。佐賀市与賀町の與賀神社・佐賀恵比寿神社。昨年44年ぶりに塗り替えられた国の重要文化財「朱塗りの楼門」が、神社の前を流れる宮川に色鮮やかに映り込んでいた。

 楼門は室町時代後期に建立されたといわれ、佐賀県内で最も古い木造建築物。保存修理では、色落ちや傷みが進んだ外壁と内壁に丹塗りを施し、屋根の銅板を替えるなどして、華やかな姿によみがえった。

 今月9日に行われた宵えびす祭りに訪れた参拝客も、スマートフォンで記念写真を撮っていた。楼門は午後6時から同9時までライトアップされている。