県立産業技術学院の重春充学院長(右)に電圧測定装置の目録を手渡したホンダカーズ中央佐賀の大橋友文社長=多久市の同学院

 佐賀市のホンダカーズ中央佐賀と佐賀銀行は10日、多久市の県立産業技術学院に電圧の測定装置1台、佐賀市の佐賀工業専門学校に空気清浄機4台をそれぞれ贈った。佐賀銀行の「CSR私募債」を活用した取り組みで、両施設の実習や授業で活用される。

 CSR私募債は社債の一つで、佐賀銀行が全額を引き受け、発行額の0・2%相当額を教育関連施設に寄付している。ホンダカーズ中央佐賀は昨年11月に2億円を発行し、新しい施設の整備に調達資金を充てるという。

 産業技術学院で行われた贈呈式では、ホンダカーズ中央佐賀の大橋友文社長が重春充学院長に装置の目録を手渡した。同社には学院の卒業生が就職しており、大橋社長は「今までの感謝も含めてお贈りするもので、技術の習得や向上に生かしてほしい」と述べた。

 装置は自動車工学科で車の故障診断の実習などに使われる。学院生を代表して同学科2年の山口勇輝さん(20)が「実習がより一層、充実したものになるよう大切に使わせていただく」とお礼を述べた。