佐賀駅南口の交流広場の整備について、模型を見ながら意見を交わす委員ら=佐賀市役所

 佐賀市は10日、佐賀駅前広場整備の検討会議(会長・荒牧軍治佐賀大理工学部名誉教授)を市役所で開いた。有識者や市民代表ら14人が、2022年度中に整備する駅南口の交流広場について意見を交わした。

 3回目となった会議では、担当者がこれまでの議論を踏まえた整備案を説明した。西側の芝生広場は通行人の目を気にせず憩えるよう、周囲より50センチ程度高くすることに加え、キッチンカーや仮設店舗が営業できる東側エリア、駅舎と商業施設をつなぐ屋根などが紹介された。

 これに対し、委員からは交流広場を使いたくなる仕組みがない点を心配する声が上がった。本が読めたり、市場があったりすれば市民が頻繁に集うとし「そんなことができるカフェに広場の運営管理を委託してはどうか」と指摘した。

 このほか、佐賀の水の美しさを伝える設備や植栽の工夫を求める意見が出た。視覚、身体、発達障害者に配慮を求める声もあった。

 市は駅北口広場を20年度中、南口の交流広場を21年度中に整備する。次回の会議は3月下旬を予定している。