「さが桜マラソン」のコース一帯を自主的に走り、笑顔を見せるランナー=佐賀市金立町

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になった「さが桜マラソン2020」の開催予定日だった22日、コースに沿って、自主的に走る県内外のランナーの姿が見られた。穏やかな日差しの下、大会中止を惜しみながら、思い思いに走りを楽しんだ。

 スタート場所や時間、距離などは決めず、大会のコース一帯を個人や数人のグループが走った。多くのランナーは「自宅でじっとはしていられなかった」と話した。

 筑紫野市から来た麻生博徳さん(64)は今年で3回目の出場予定だったという。「大会が中止になりすごく残念」と肩を落としたが「健康のために走っている。楽しく走りたい」と笑顔を見せた。2日間かけて42・195キロを走りきったという県内の女性(45)は「いい気候だっただけに…。来年またチャレンジしたい」と語った。

 大会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ランナーやボランティアらの安全・安心を考慮して2月28日、中止を決めた。フルマラソン(42・195キロ)、ファンラン(9・7キロ)合わせて1万1809人が参加予定だった。