大物のつぼが並ぶ高度ろくろ研修受講者作品展=有田町の有田館

 佐賀県窯業技術センターで高度ろくろ研修を受けた6人の作品展が、有田町幸平の有田館で開かれている。肥前窯業界に身を置く若手が、研さんの成果として手ろくろの大物のつぼを各1点ずつ並べている。29日まで。

 研修は伝統技術の継承のため、5年以上のろくろ経験者を対象に開催。昨年5月から、現代の名工でろくろの大物を得意とする奥川俊右衛門さん(71)=同町=の指導で、大物作りの技術を学んだ。

 研修が始まった3年前から受講する有田町の陶芸家、西隆行さん(35)は高さ1メートル近い大作を出品。同じく3年目の山口博嗣さん(38)=武雄市の宸山窯=は、径約40センチの作品を仕上げた。同センター窯業人材課の堤靖幸課長(55)は「技量が確実に上がっている」と話していた。