各店舗が作った弁当や、道の駅に出せなくなった野菜などを協力して販売する飲食店のスタッフら=佐賀市兵庫北の「旬彩響宴おかぎ」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テイクアウト需要が高まっている。佐賀市兵庫北の「旬彩響宴おかぎ」は、同店や近隣市町の飲食店が作った弁当のほか、臨時休業中の道の駅に出荷できなくなった野菜などを販売している。

 保健所の指示に従いながら、店の外にテントと机を出し、11店舗が日替わりで出店。駐車場がない店や、告知に苦労している店が協力し、弁当や総菜を販売することで、来客数を伸ばす狙い。野菜や果物も格安で提供している。「おかぎ」オーナーの岡城達哉さん(38)は「自宅で過ごす人や農家など困っている人の助けになれば」と語る。

 4月中旬から始めて、1週間に延べ約200人が来店。4月27日はからあげ弁当やサムギョプサル弁当など、各店が手掛けた弁当が並び、販売から約1時間半で売り切れるものもあった。購入者は岡城さんらに「インスタグラムを見て来ました」「頑張ってください」と励ましの声を掛けた。

 「おかぎ」は現在臨時休業中。岡城さんは「行政の支援金が届くまでも店の家賃などはかかるが、みんなで力を合わせて切り抜けていきたい」と意欲を見せる。販売は午前11時から。弁当は全て700円(税込み)。問い合わせはおかぎ、電話0952(37)6377。