蓄音機から流れる音楽を聴く「歌おう会」のメンバー=伊万里市の栄町公民館

 伊万里市栄町地区の高齢者が集う歌声サークルで24日、蓄音機を使ったレコード鑑賞会が開かれた。参加者は昭和の懐かしいメロディーに耳を傾け、幼少や若い頃を思い出しながら歌を口ずさんだ。

 サークルは10年ほど前に結成され、栄町公民館で月に2回、「歌おう会」を開いている。普段はギター伴奏をしている桃谷法信さん(71)=有田町=が友人から手回し式の蓄音機と昭和歌謡のレコードを借り、初めて鑑賞会を企画した。

 参加者たちは蓄音機を「懐かしかー」「水害で流されるまで家にあったもんね」と言って眺め、レコードの針が落とされると、「酒は涙か溜息か」「別れのブルース」「リンゴの唄」など往年のヒット曲を目を閉じながら聞き入ったり、一緒に歌ったりした。

 桃谷さんは「蓄音機の音色をたくさんの人に聴いてほしい。福祉施設の慰問もやってみたい」と話す。問い合わせは桃谷さん、電話090(4989)1768。