アニマルライブに保護された猫たちと、CFで活動費の支援を求める岩崎ひろみ代表=有田町のアニマルライブ

 犬、猫の保護活動をしている有田町の特定NPO法人アニマルライブが、ネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)で活動費の協力を求めている。犬100匹、猫80匹を収容しているが、昨年に比べ寄付が減っており、毎月の定額課金型のCFで支援を呼び掛けている。

 同NPOは、自治体の収容施設や、多頭飼育崩壊の現場から保護した犬や猫を、里親に譲渡する活動などに取り組んでいる。保護を必要とするケースが増える一方、今年は支援がやや減っている。ふるさと納税による昨年4〜6月の寄付額は多頭飼育崩壊の報道などで増えたが、それが10分の1以下にとどまっている。

 保護した犬や猫は、けがや病気の治療、ワクチン接種、避妊・去勢手術費が必要で、高齢でみとりとなる場合は恒常的に医療費がかかる。犬や猫のシェルターも満杯状態で、その増設費のほか、人慣れの訓練費、スタッフ育成、えさ代など多くの費用が要るという。

 CFは月額千〜10万円の7コースがあり、返礼は金額によりお礼のメール、オリジナルグッズ、ウェブ会報の閲覧、ウェブミーティング参加などがある。CFのサイトはQRコード(紙面掲載)から見られる。岩崎ひろみ理事長(61)は「殺処分ゼロを目指す活動に協力をお願いできれば」と話している。