開館10周年を祝うくす玉を割る、川本喜美子理事長(左)と坂井元副部長=佐賀市松原の肥前通仙亭

 佐賀市松原の地場産品交流会館「肥前通仙亭」で26日、同館の開館10周年を記念した式典が開かれた。関係者約20人が集まり、新たな10年に向けて決意を新たにした。

 同館は佐賀の地場産品や、佐賀出身で「煎茶道の祖」といわれる僧侶・高遊外売茶翁の功績を紹介する施設として、2010年6月に開館。近年は海外ツアー客も多く訪れ、来館者は累計で20万人以上に上るという。

 式では佐賀市経済部の坂井元副部長が、約30年前に起こった柳町周辺の街並み保存活動からつながる同館設立の経緯を紹介。一帯を含むシュガーロードの日本遺産認定に触れながら「今日から新たな10年が始まる」とし、今後のPR活動に向けた決意を語った。

 同館の企画などを担当するNPO法人高遊外売茶翁顕彰会の川本喜美子理事長は、「売茶翁はすっかり佐賀の顔になったのでは」と10年を迎えた喜びを語った。