新型コロナウイルス感染拡大のため、3月から休業していたフランス・パリのルーブル美術館が4カ月ぶりに営業を再開した。マスク着用や入場制限のほか、一部展示は見ることができないなどの制約はあるが、再開の一報をうれしく、頼もしい思いで聞いた。

 唐津でも、ギャラリーや名護屋城博物館などでの展覧会が再開し始めた。6月下旬に北波多の「うつわギャラリー草伝社」では3カ月ぶりに展覧会を開催し、有田町の陶芸家豊増一雄さんが新作を披露した(会期終了)。唐津市近代図書館でも4カ月ぶりに展覧会が開かれている。

 両会場ともマスク着用で、入り口には手指の消毒液を置いていた。密を避けるため、普段より出品数を絞って展示間隔を空けるなど、これまでにない気苦労が伴っているようだ。

 市近代図書館の絵画展は、唐津ゆかりの画家たちの油彩、水彩が並ぶ。通常より展示数が少ない印象は否めないが、逆に、ゆったりとした気持ちで鑑賞できた。コロナ禍にありながらも、心を潤してくれるアートのある生活が戻ってきた。(唐津支社・成富禎倫)