曳山取締会や氏子総代らが参列した唐津くんちの本殿祭=唐津市の唐津神社

 唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」の本殿祭が29日、唐津市南城内の同神社で開かれた。唐津曳山(ひきやま)取締会の役員や氏子ら約70人が参列し、来月3日の神事や来年のくんちを無事に開催することなどを祈願した。

 今年は新型コロナウイルス感染防止のため、来月2〜4日の曳山巡行が中止となることから、例年行っているみこしの飾り付けもなかった。

 神事では戸川忠俊宮司(45)が祝詞を奏上し、山内啓慈総取締(71)らが玉串をささげた。山内総取締は「曳山の巡行がなく残念だが、3日の神事を無事に執り行い、厄災(コロナ禍)が早く収まるようにお願いした」と話した。

 唐津くんちは、1968(昭和43)年から「文化の日」に合わせ現在の日程になり、以前行われていた10月29日の神事だけが続いている。(成富禎倫)