老人ホームを選ぶ際には、費用やサービスの内容など、確認しなければいけないことがいくつもあります。立地も確認しなければいけないことのひとつで、家族が入居後も何度も足を運ぶことを考えると、なるべく近い場所にある施設を選びたいものです。 東京にお住まいの方であれば、できることなら都内で探したいところ。

そこで今回では、老人ホームの特徴やメリット、比較的初期費用が安い地域など、都内で老人ホームを選ぶ際に役立つ情報をご紹介します。

選ぶ前に知っておきたい「老人ホームの種類」

老人ホームを選ぶ際に、最初に知っておきたいのはその種類。老人ホームの中で主要なものは以下の3種類です。

▼介護付有料老人ホーム
介護保険制度上、都道府県から「特定施設(特定施設入居者生活介護)」の指定(認可)された民間施設。24時間常駐する専門スタッフによる介護サービスが受けられます。65歳以上が入居対象。要介護度によって入居条件がある場合があります。

▼住宅型有料老人ホーム
60歳以上で自立〜要介護度が重くても医療依存度が高くなければ、基本的に誰でも入居可能な民間施設。施設外部の介護サービスを受けます。

▼サービス付き高齢者向け住宅(サ高住・サ付き)
介護・医療と連携し、高齢者の安心を支えるサービスを提供する、バリアフリー構造の住宅。60歳以上の高齢者・要介護認定を受けた60歳未満の方が入居対象。その多くが賃貸借契約となります。

これらの老人ホームは東京都内にも多く、それぞれ入居可能な年齢や要介護度、費用やサービス内容が異なります。入居条件や費用に「立地」「施設の雰囲気や規模」「築年数」などを加味して、予算や条件に適したものを選んでいきましょう。

高品質なサービスや通いやすさなど、東京で老人ホームに入居するメリット

都内の老人ホームには、ほかの地域にはないメリットがいくつかあります。以下にそのメリットをご紹介します。

1. 交通が便利
鉄道やバスなどの公共交通網が整備されているので、ご家族が老人ホームに通いやすい場合が多いです。

2. 施設の多様性
幅広い需要に対応するために、「ペット同居可能」「夫婦で入居可能」な施設があり、先進的な介護サービスを受けられます。

3. 行政の後押し
東京都の施策「東京都高齢者保健福祉計画」により、介護サービス基盤の整備や介護人材育成の推進が行われており、受けられる介護サービスの質が高い傾向にあります。

このほかに高品質なサービスを選択肢に入れられることも、都内で老人ホームを探すメリットのひとつ。近年では、外食産業や建設業、家電メーカーなど他産業から介護サービスに参入する企業が都心に増えています。 他産業が運営する施設のメリットは、ノウハウを活かした質の良いサービスにあります。

外食産業ならばノウハウを活かしたおいしい食事を提供していたり、建設業ならば住みやすい施設を提供していたり、家電メーカーなら機器が充実していたりと、自社の強みを生かしたサービスは入居者に快適な生活を提供してくれるでしょう。

老人ホームは入居者にとって新しい生活の場。快適で安心な生活が送れることは入居する高齢者にとって大きなメリットになるのではないでしょうか。