中心市街地に出店したい人と空き店舗をつなごうという取り組みです。佐賀市の中心商店街などで使われていない空き物件を見学するツアーが3月10日に行われました。

【まちづくり機構ユマニテさが・庄野雄輔さん】「シャッターは結構まだまだ閉まっている。そういうところを何とかしたいなと」

この見学ツアーは、NPO法人「まちづくり機構ユマニテさが」と佐賀市が企画しました。白山、唐人、呉服元町といったいわゆる「商店街エリア」を対象に、「借りたい人」と「貸したい人」を結びつけることがねらいです。空き物件の見学ツアーは佐賀市では初めての開催で、今回は7人が参加しました。この日は、書店や文房具店だった店舗など、7カ所を見学しました。

【波佐間崇晃アナリポート】「見学が行われているのは、656広場の目の前の空き物件です。こちらはかつて文房具屋でした。かなり広々としたスペースがありますが、使われることなく残っています」「ユマニテさが」によりますと、この物件は延床面積、およそ490平方メートルもの広さがあります。しかし、6年以上空き店舗となっているということです。佐賀市で働くこちらの参加者は。【参加者・IT企業に勤務】「こんな空き家があったんだってびっくりしました。近くに。ただ建っているだけだともったいないし、使えるものは使っていった方が良いかと思うので」

佐賀市によりますと、「商店街エリア」には空き店舗が175存在、空き店舗率は19.08パーセントです。この5年の空き店舗率は横ばいとなっています。市は中心部の空き物件を対象に、最大で500万円を補助するなどの支援を行っています。【まちづくり機構ユマニテさが・庄野雄輔さん】「空き店舗空き家が増えていくというのは、全国的に止められないこと。人口減少ですので。貸す方、借りる方、あとは町(自治体)、全てが三方良しになれるようなきっかけを作りたい」「まちづくり機構ユマニテさが」は、今後2・3カ月に1回のペースで同様の見学ツアーを開催したいとしています。