21日午後1時ごろ、埼玉県秩父市大滝の大滝神庭交流広場付近の荒川河川敷で、「対岸ののり面に車が落ちている」と近くのレジャー施設従業員男性から秩父署に通報があった。署員が駆け付けたところ、大破した乗用車1台と、付近の川の中で倒れている70〜80代ぐらいの男女2人を発見した。2人は東京都世田谷区の無職男性(79)と妻(70)で、既に死亡していた。

 同署によると、乗用車が見つかったのは国道140号から約40メートル下の崖下。乗用車から19メートル離れた川の中でうつぶせ状態の男性を、男性から12メートル下流であおむけ状態の女性を発見した。レジャー施設を訪れた男性が同日正午ごろ乗用車を発見し、従業員男性に伝えた。

 付近の国道は緩やかなカーブで、ガードレールはなく、ブレーキ痕などもなかった。同署は何らかの原因で転落したとみて、詳しい原因を調べている。