埼玉県は24日、春日部市や深谷市などで6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも同日までに入院した。県などが確認した感染者は計61人(チャーター便帰国者含む)で、そのうち19人は回復し退院している。

 春日部市の20代学生の男性は22日に感染が分かった50代女性の息子。12日に発熱などがあったが、熱が下がったため、15〜19日に電車などで福岡県や大分県を旅行していた。男性の母親が働く事業所では5人の感染者が出ている。

 深谷市の70代無職男性と70代無職女性は夫婦で、12〜17日にツアーのポルトガル旅行に参加。成田空港からリムジンバスと自家用車で帰宅した。女性は18日から倦怠(けんたい)感などが出始め、男性は21日から発熱などがあり、23日に帰国者・接触者外来を受診した。

 戸田市の40代東京勤務の男性は、公共交通機関を利用し17日に出勤したが、発熱のため早退。20日には40度の発熱があり、22日に高熱のため救急要請し、翌日救急車で帰国者・接触者外来を受診した。男性の3人の同居家族に症状はないという。

 さいたま市の60代東京勤務の男性は15日以降発熱やせきなどの症状があり、バイクで市外の県内医療機関を受診。男性は1人暮らし。また坂戸市の60代県外勤務の男性は18日以降熱や倦怠感があり仕事を休んでいたが、熱が下がった21日は電車で出勤。23日に自家用車で医療機関を受診した。県はこの男性と、坂戸市、さいたま市の男性については感染経路が不明としている。