埼玉県は26日、新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、春休み明けの4月8日ごろの学校再開に向け準備を進めることを決定した。ただし、月末までの県内の感染発生状況を踏まえ、再開の可否を4月初旬に判断するとした。県営施設の再開についても同様の基準で判断する。学校が春休み明けに再開する場合、部活動は6日に開始される。

 県は県立高校などで始業式や遠足、修学旅行などの行事を当面実施しない方針案を定めた。理科の実験や音楽の歌唱、管楽器演奏を当面実施しないなど各教科ごとの留意点を示した通知やQ&Aを作成。県教育局は県立学校や市町村教育委員会に対し同日付で通知を行った。県学事課を通じて私立学校にも示し、ホームページにも掲載する。

 大野元裕知事は会議で、県主催大規模イベントは19日まで中止や延期とする考えを示した。訓示で「患者数のピークを見据え、さらなる病床の確保を図るべく、ペースを上げてほしい」と指示した。

 会議ではほかに、県内でこれまでに保険適用の92件を含む941件のPCR検査を実施したことが報告された。

 一方、川口市の奥ノ木信夫市長は26日の定例会見で、休校中の小中学校について4月8日の入学式と始業式は行い、児童生徒らの登校を再開すると明らかにした。毎朝の検温、マスク着用、手洗い、消毒など感染防止の努力は続け、具体的運用は各学校長が判断するとした。