会社の口座から現金を引き出して着服したとして、埼玉県警捜査2課と大宮署は26日、業務上横領の疑いで、上尾市井戸木4丁目、元経理担当で会社員の女(55)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2015年4月〜17年9月ごろまでの間、経営管理部長として勤務していた、さいたま市内にある飲食店経営などを行う会社の口座から現金を払い戻すなどして、現金計1535万円を横領した疑い。

 同課によると、同社には女のほかに2人の経理担当が所属していたが、現金の引き出しは女が1人で行っていたという。現金の引き出しなどは、さいたま市内の現金自動預払機(ATM)や金融機関の窓口などを利用して行われ、会社名義の口座から引き出した現金を、自身の口座に振り込む手口と会社の口座から自身の口座に直接振り替える二つの方法で計13回、犯行を繰り返していた。昨年3月、同社の顧問税理士が不審な送金に気付き、同社が大宮署に相談。同年11月に告訴していた。

 女は「横領したことは間違いありません」と容疑を認めているという。