27日午前3時ごろ、埼玉県さいたま市浦和区大東3丁目、新島恵子さん(76)方から火が出ているのを近所の住民が発見、119番した。木造2階建て住宅が全焼し、1階の焼け跡から2人の遺体が発見された。

 浦和署によると、住宅には新島さんと息子(49)が住んでおり、2人と連絡が取れていない。

 同署は遺体が2人の可能性もあるとみて身元の確認を進めるとともに、出火原因を調べている。

 火事では隣接する住宅1棟の壁なども焼けた。



 現場はJR北浦和駅から北東に約2キロの閑静な住宅地。2人が死亡した火災に、現場は騒然となった。

 近くに住む60代の女性によると、新島さん方は夫妻と息子の3人暮らしだったが、夫が最近病気で亡くなったという。女性は「不幸ばかり続き、かわいそう」と肩を落とした。

 付近では2019年1月にも住宅が全焼する火災があり、隣接の住宅3棟も焼けた。

 50代の男性は「昨年も付近で火災があり、また起きてしまったという気持ち。気を付けなければと改めて思う」と話していた。