一年の折り返しに、汚(けが)れを清め、残り半年の無病息災を祈願する「茅(ち)の輪くぐり」が20日から、埼玉県さいたま市大宮区の武蔵一宮氷川神社で始まっている。

 境内にある神橋の中央に、カヤを束ねた直径約3メートルの輪が設置。輪の中央には紙の人形(ひとがた)がつるされ、参拝者はくぐって身を清める。毎年6月30日の「大祓式(おおはらいしき)」に合わせ行われ、今年は新型コロナウイルスの影響で「3密」を避けるため、8の字にくぐらず1回通るのみとした。

 8月に2人目の孫が生まれるという見沼区の佐藤美弥子さん(68)は「何よりも無事の出産を祈って」と参拝。春日部市の長谷川博美さん(66)は長男夫婦が医療従事者で、「早いコロナの収束を願うばかり。誰もが安心して暮らせる社会になってほしい」と話していた。同社の茅の輪くぐりは7月12日まで行われている。