モバイル決済利用、わずか6% 「安全面、紛失が不安」の声 日銀リポート

モバイル決済利用、わずか6% 「安全面、紛失が不安」の声 日銀リポート

 店頭でスマートフォンなどを読み取り機にかざして買い物をする「モバイル決済」の普及が伸び悩んでいる。日銀が20日公表したリポートによると、モバイル決済を「利用している」と回答した人は6%にとどまった。「機能はあるが利用していない」との回答は、42%にも上った。

 モバイル決済を使わない理由を尋ねたところ、最も多かった回答は「セキュリティーや紛失するリスクが不安」で、半数を占めた。米国やドイツでも、不正利用や個人情報流出の可能性に対する不安の声は多いという。日銀は「生体認証などのセキュリティー手段も活用しながら、利用者の信頼を得ていく取り組みが重要だ」と指摘している。

 「クレジットカードなど、他の決済手段の方が使い勝手がよい」と「支払いは現金でしたい」との理由もそれぞれ約4割を占めた。背景には、アプリのダウンロードやカード情報の登録といった初期設定、電話の機種変更に伴う作業に手間がかかると考える人が多いことや、デジタル機器を敬遠しがちな高齢者の存在が考えられるという。

 こうした中、来年中には銀行間の送金サービスが1年を通して24時間提供できる見通しであるほか、銀行が外部事業者に銀行システムへの接続仕様を公開する動きが広がるなど、決済をめぐる環境は急速に変化している。日銀は「これらの動きにあわせて、モバイル決済にどのような利便性向上策が取られていくのか、注目したい」としている。

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