東京信用保証協会は1日、6月の保証承諾額が前年同月の約11倍にあたる1兆461億円に達したと発表した。単月の保証承諾額が1兆円を超えたのは平成12年以降では初めて。5月の保証承諾額の約2倍で、リーマン・ショック後の平成20年12月の8339億円も上回る。

 6月の保証承諾件数は前年同月の約6・8倍の4万6823件。4〜6月の保証承諾額は2兆1433億円、保証承諾件数は10万93件でいずれも昨年1年間の実績(1兆3316億円、9万2930件)を上回った。

 新型コロナウイルス感染拡大による経営悪化の中小企業が急増。当初は飲食や小売りなどの自営業者が中心だったが、大手製造業による操業中止で4月以降は中小製造業でも資金繰りの行き詰まりが相次いでいる。

 中小企業は土地や建物などの固定資産が乏しいケースが多く、金融機関から新規や追加の融資を受けるには、信用保証協会の審査が必要なケースがほとんどだ。