【デビッド・ボウイ大回顧展】「大島渚監督もボウイには怒らなかった…」 たけしさんら秘話映像 アジア初開催 300点以上ゆかりの品

【デビッド・ボウイ大回顧展】「大島渚監督もボウイには怒らなかった…」 たけしさんら秘話映像 アジア初開催 300点以上ゆかりの品

 昨年1月亡くなった英国のミュージシャンで俳優のデビッド・ボウイさんの軌跡を、映像・衣装、音楽で体感できる大回顧展「DAVID BOWIE is」が、品川区東品川の寺田倉庫G1ビル(同区)で始まった。英国のビクトリア・アンド・アルバート博物館で2013年に開催されて以来、世界9都市を巡回し160万人以上を動員した同展は、アジアでは今展が初開催となる。

 同展は、存命なら70歳の誕生日にあたる今月8日に開幕した。パネルでボウイさんのアーティストとしての軌跡を時系列で紹介するとともに、スクリーンや壁にボウイさんの映像を投影。来場者は配られたヘッドホン装着して各コーナーに近づくと展示説明やボウイさんのステージでの歌声が流れ、映像と音による体験型観覧を楽しむことができる。

 ボウイさんといえば、アルバムを発表するごとに、ファッションやメイクで、アルバム名を冠した独特のキャラクターを作り上げるのが特徴。1970年代初めに出したアルバム「ジギー・スターダスト」時代に着た山本寛斎さんの手による埴輪(はにわ)像のような衣装、入り口にはアルバム「アラジン・セイン」のジャケットに使われた稲妻のような赤いペイントがほどこされたボウイさんの特大写真を展示。ボウイさんは日本文化にも関心が強く、名前を漢字で充てた「出火吐暴威」と字が書かれたマントなど計300点以上のゆかりの品が公開されている。

 日本オリジナル展示としては、昭和58年公開の映画「戦場のメリークリスマス」で共演したミュージシャンの坂本龍一さん、タレント、ビートたけしさんのインタビュー映像を映画のシーンと公開。「大島渚監督もボウイには怒らなかった」(ビートたけしさん)など秘蔵エピソードが明かされる。

 区によると、同会場は倉庫だったため天井高も約5メートルあり、大きな映像を壁面に投影できる。会場を所有する寺田倉庫はこれまで湾岸地区の地区おこし行事に貢献してきたこともあり、区は同展を今春の湾岸地区の観光客集客の目玉にしたいとして後援。区は区役所本庁舎の3階入り口にボウイさんの等身大パネルを設置するなど盛り上げている。

 同展のオフィシャルサポーターを務める女優、二階堂ふみさんは「実際にステージで着た衣装を生で見てゾクゾクした。変化を恐れず、新しいことに挑戦し続けた男性の姿を見てほしい」とコメントを寄せ、来館した世田谷区の女性会社員(28)は「会場の天井が高く音楽があるコーナーではライブ会場にいるような雰囲気があり楽しかった」と話した。

 4月9日まで。一般2400円。月曜休館(3月20日、3月27日、4月3日は開館)。

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