兵庫県明石市の泉房穂市長(56)が、新年会の酒席で口論になった市議に対し、「もう議員を辞めてまえ」と暴言を吐いたことが15日、分かった。泉市長は昨年、部下への暴言が問題となっており、同日の会見で「不適切な発言で本当に申し訳ない。(前回の暴言の)反省が不十分だった」と謝罪した。

 泉市長は昨年1月、市職員に「火を付けて捕まってこい」などと暴言を浴びせたことが発覚して辞職。3月の出直し市長選で当選し、さらに任期満了に伴う4月の市長選では無投票で4選していた。

 泉市長などによると、今月13日昼に地域の新年会に出席した際、平成13年の明石歩道橋事故以来中止されている「明石市民夏まつり」の再開をめぐって男性市議と口論。市議が再開を求めて「3月議会に提言書を出す」と発言したことに立腹し、「もう議員辞めてまえ」と発言した。当時、飲酒していたという。

 泉市長は会見で「昨年の経緯から、言動に慎重を期さなければいけない立場なのに、遺族のいる繊細なテーマで感情的になってしまった。その場で不適切だと感じ、すぐに(市議に)謝罪した」と述べた。