奈良市立伏見小学校が学校のホームページ(HP)に、男子児童1人の算数テストの答案用紙を誤って掲載していたことが14日、分かった。答案用紙には男子児童の氏名やクラス、点数などが書かれていた。半日にわたり掲載され、別の児童の保護者からの指摘で明らかになったという。

 同校などによると、学年主任が6日夕、学年だよりをHPに掲載するよう別の教員に依頼。この際、スキャナーで取り込んであった児童の答案データを誤って渡したため、7日午前8時ごろにHPに掲載された。教頭が同日午後9時半ごろに削除するまでの間、誰でも答案用紙を閲覧できる状態になっていた。

 市のルールではHPへのデータ掲載は管理職の業務だが、同校では他の教員らにパスワードを教えて任せていた。学校側は7日夜に児童と保護者に謝罪。10日に保護者会を開いて事情を説明した。男児は同日から学校を休んでいるという。

 山中充子校長は「児童と保護者にはご迷惑をおかけして申し訳ない。再発防止を徹底したい」と話した。