栃木県の那須地域で行われている自然体験やアウトドアスポーツなどの魅力を国内外に発信しようと、アウトドア事業者らが「那須エリア・ネイチャーツーリズム協議会」を発足させた。ウエブサイト「那須ネイチャーインフルエンサー」を立ち上げ、那須地域で楽しめるアウトドアの最新情報を発信するなどプロモーション活動に取り組み、更なる集客を目指す。

 これまで各事業者が個別に発信してきた情報を集約することでプロモーション効果を高め、事業者が連携することで安全管理体制の強化やアウトドアガイドなどの資質向上にもつなげる。那須地域のアクティビティを知ってもらうために協議会が必要との声を受け、昨年から準備が進められ5月末に発足した。

 協議会には、那須町や那須塩原市など那須地域でカヌーや自転車、トレイルランニング、ガイドツアーなどアウトドア事業を手がける23の個人・団体が加盟。3年後を目途に会員を50個人・団体に増やすとともに、アクティビティの観光客も現在の2倍の年間160万人を目指すという。

 ウエブサイトでは事業者の一覧や最新情報、プロのカメラマンが撮影した写真などで那須の自然も紹介している。

 那須町で開かれた設立報告会で会長の足立康成さんは「那須は首都圏から近く自然も豊かでアクティビティのレベルも高いが、周知されていなかった。今後は英訳サイトも作成し、国内外で認知度を高めたい」と話した。(伊沢利幸)