後続車の通行妨害し事故誘発 危険運転致傷で53歳男を逮捕

 後続車両の通行を妨げる目的で道路上で車を急停止してオートバイの単独事故を誘発し、そのまま逃走したとして静岡県警富士署は14日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで、富士市岩本の自動車修理販売業、影山由元容疑者(53)を逮捕した。自動車の「あおり運転」が社会問題となる中で、急ブレーキをかけて後続車の通行を妨害した行為を危険運転致傷容疑で立件するのは県内では初めて。

 逮捕容疑は10月27日午後3時10分ごろ、同市岩本の県道で乗用車を運転中、急ブレーキを2回かけ、後ろを走っていた同市入山瀬の会社員、勝呂諭さん(48)のオートバイを転倒させてけがを負わせた上、そのまま逃走したとしている。勝呂さんは右足を骨折する重傷を負った。

 取り調べに対し、影山容疑者は「けがをさせるつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

 同署によると、目撃情報などから勝呂さんのオートバイが事故の直前に影山容疑者の車に接近していたことなどが分かっており、双方の間に交通トラブルがあった可能性が高いとみて詳しい経緯を調べている。

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