センター試験始まる13日も大雪予想 今冬は「ラニーニャ現象」で厳寒傾向

センター試験始まる13日も大雪予想 今冬は「ラニーニャ現象」で厳寒傾向

 日本海側を中心に大雪に見舞われた日本列島。背景にあるのは、昨秋に発生した、異常気象を引き起こすとされる「ラニーニャ現象」だ。強い冬型の気圧配置は大学入試センター試験の始まる13日も続く予想で、気象庁は雪や路面凍結による交通障害に警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、9日ごろから日本海から北海道の上空約5千メートルにマイナス36度以下の寒気が流れ込み、12日昼前の積雪量は新潟市で平年の約11倍となる78センチなど複数地点で平年の数倍となった。積雪のピークは過ぎ、14日の日中には気温が上がる見込みだ。

 今冬は、フィリピン沖で海水温が平年より高くなるラニーニャ現象により列島周辺で気温が下がり、積雪が増える傾向にある。水温上昇で対流活動が活発化し、大陸側の高気圧を強めるからだ。冬型気圧配置が強まりやすく、今後も日本海側を中心に積雪が増える恐れがある。

 試験会場となる大学側は雪によるトラブルに神経をとがらせている。約4200人が受ける新潟大は除雪車5台を投入。広報担当者は「キャンパスが広いので増やしたが、5台も投入したのは初めて」と話す。

 比較的雪が少ない九州でも対策に追われている。11日正午に7センチの積雪を観測した長崎市では路面凍結により交通事故が多発。約3100人が受ける長崎大では融雪剤を準備しており、担当者は「状況によっては職員で除雪作業を行う」と万全を期している。

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