神戸から広がるサンバの輪 リオ五輪参加の工藤さん 「世界とつながる感動」伝えたい

神戸から広がるサンバの輪 リオ五輪参加の工藤さん 「世界とつながる感動」伝えたい

 昨夏のリオ五輪開会式に出演し、日本−ブラジル交流の象徴として話題になったサンバダンサー、工藤めぐみさん(31)=神戸市西区=に憧れ、サンバを始めた人たちがいる。21日開催の神戸まつりでデビューする若者の中には、将来日本と外国をつなぐ仕事をしたいと希望する女子学生の姿も。今年、開港150年を迎えた神戸の街で、工藤さんは「世界とつながる感動」を伝えている。

神戸まつりでダンサーデビュー

 工藤さんはリオ五輪の期間中、2020年東京五輪をPRするパビリオンや閉会式でも踊りを披露。9歳で被災した阪神大震災で「暗くなった気持ちを元気にしたい」とサンバを習い始めた経緯や、オーディションに挑戦し本場リオのカーニバルに出演を果たす前向きな姿が注目を集めた。

 その後、自ら教える神戸の教室は体験希望者や生徒が増え、今年の神戸まつりに出演する約70人のチームは2割強が初参加となる。

 デビュー組の一人、大阪市都島区の賀来茉莉子(かく・まりね)さん(21)は外交の現場で働くことを希望する神戸大の4年生。ベルギーに留学中の昨年、工藤さんの活躍をインターネットで知ると「世界で活躍する人に教わるチャンスはめったにない」と奮起。今年1月に帰国すると迷わず門をたたいた。

 バレエや社交ダンスの経験がある賀来さん。習い始めてすぐに、笑顔で楽しいサンバのイメージは「苦しくても激しい動きで踊り続けるアスリート」に変わった。テーマを設定し、オリジナルの歌と音楽、衣装と振り付けを考案する芸術としての奥深さにも触れた。

開港150年の歴史がテーマ

 工藤さんは「『世界とつながりたい』と思う子が一生懸命やってくれるのがうれしい」と語り、「私は異文化を体験することで、日本の良さを深く理解できるようになり、ますます好きになった」とエールを送る。

 サンバには「見る人を元気づけ、踊る方も元気をもらう力がある」という。賀来さんにも「あの感動を味わってほしい」と語った。

 工藤さんのチーム「Bloco Feijao・Preto」のテーマは神戸開港150年の歴史。海や異人館、南京町などをモチーフに踊りを披露する。

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