大阪府箕面市で平成29年12月、長男の筒井歩夢(あゆむ)ちゃん=当時(4)=を暴行し死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた母親の筒井麻衣被告(28)の裁判員裁判初公判が15日、大阪地裁(大寄(おおより)淳裁判長)で開かれた。被告は「私自身の暴行によって生じたものではない」と起訴内容を否認した。

 事件では、同居していた筒井被告の交際相手の男と、その友人の男も同罪などで起訴された。昨年3月の大阪地裁判決は、歩夢ちゃんらへの暴行は筒井被告の指示がきっかけだったと認め、男2人にそれぞれ懲役10年(求刑懲役12年)の実刑判決を言い渡し、その後、確定した。

 筒井被告は男2人の公判で弁護側の証人として出廷したが、黙秘していた。

 起訴状によると、29年12月24日夕〜25日未明、男2人と共謀し、集合住宅の自宅で歩夢ちゃんの腹に強い衝撃を与える暴行を加え、内出血で死亡させた。また同年12月中旬〜25日、歩夢ちゃんの弟の顔や腹を殴り、けがをさせたとしている。