しめ縄などの正月飾りや古いお札を燃やす小正月の火祭り「大とんど」が15日、奈良県桜井市の大神神社で行われ、参拝者が今年1年の無病息災などを祈った。

 とんどは正月に家に迎えた歳神(としがみ)様を見送る「神送り」の行事。その火にあたれば健康で過ごせるといわれ、「左義長(さぎちょう)」や「どんど焼き」とも呼ばれる。

 参拝者が持ち寄った正月飾りなどで、祈祷(きとう)殿前に火床(ひどこ)を設置。神職が御神火のたいまつで点火すると、勢いよく燃え上がった。参拝者は暖をとったり、餅を焼いたりしていた。

 桜井市の男性(70)は「とにかく健康でいられるよう祈りました」。初めて見たという兵庫県尼崎市の女性(43)は「火が燃え上がる様子はすごい。今年1年穏やかに過ごすことができれば」と話した。