大阪府の吉村洋文知事は13日、新型コロナウイルスの感染が広がるクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に精神科医らで作る災害派遣精神医療チーム(DPAT)を14日から派遣する方針を表明した。長期の船内生活を強いられ、集団感染の不安を抱える乗客らの心のケアにあたる。

 吉村氏は府庁で記者団に「日に日に感染者が出るから、そこ(船内)にとどまるのは精神的に苦痛だ。専門家を派遣して支援する」と述べた。

 DPATは事件や事故で集団被害が発生した際、当事者のストレス緩和などに対応。府によると、府立病院機構大阪精神医療センター(同府枚方市)や民間の医療機関に所属する精神科医と看護師、事務担当者で構成する。府は交代要員を用意し、長期的に対応する方針だ。