パソコンの「ウイルス除去」を理由にプリペイドカード10万円分を購入させられそうになった男性の詐欺被害を未然に防いだとして、大阪府警河内長野署は26日、同府河内長野市錦町のコンビニエンスストア「ファミリーマート河内長野錦町店」のマネージャー、山中美和さん(38)に感謝状を贈った。

 同署によると、17日午後4時ごろ、同店で80代男性がプリペイドカード10万円分を購入しようとした。不審に思った山中さんが話を聞いたところ「パソコンを起動したら『ウイルス除去が必要』と表示された。表示された番号に電話すると、すでに除去作業を始めているので、代金を10万円分のプリペイドカードで支払うように指示された」と説明した。

 男性は午後3時ごろにもプリペイドカードを購入するため来店し、その際は山中さんから再確認を促され帰宅していた。山中さんは、男性が詐欺の被害に遭っている可能性があると判断し、110番通報。男性の被害を防いだという。

 同署の西尾晴享署長から感謝状を受け取った山中さんは「高額カードの購入は普段から理由を聞くようにしている。今回、被害を防げてよかった」と話した。西尾署長は「詐欺被害を未然に防止されたことに感謝する」と述べた。