日仏首脳会談、日仏米英の合同演習を表明 安倍晋三首相「史上初めて」

 【パリ=石鍋圭】安倍晋三首相は20日夕(日本時間21日未明)、政府専用機でフランス・パリのオルリ空港に到着後、大統領府でオランド大統領と会談した。首相は会談後の共同記者発表で、フランス海軍の練習艦隊が4月に訪日し、日仏米英4カ国による合同演習をグアム周辺海域などで行うと表明。両首脳は自衛隊と仏軍が物資を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)の締結交渉を再確認するなど、防衛分野の連携強化で一致した。原子力分野での協力推進も確認した。

 首相とオランド氏の会談は昨年5月以来、10回目。オランド氏は5月に退任するため、首相とは最後の会談となる見通し。

 首相は記者発表で、4カ国の合同演習について「史上初めてであり、意義深い」と強調。東・南シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に「自由で開かれた海洋秩序を確保することで、地域の安定と繁栄を支えていくことが重要だ」と指摘した。オランド氏も「フランスは、日本が平和維持の分野で役割をさらに果たすことを支援している」と述べた。

 両首脳はインド洋や太平洋の沿岸国に対する海洋安全保障やテロ対策分野での能力構築支援で協調していく方針でも一致。北朝鮮の脅威が新たな段階に入ったとの認識も共有した。

 両首脳は会談後、原子力分野での研究開発推進などを盛り込んだ合意文書の署名式に立ち会った。

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11時37分更新

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